ヒトラーに見せられた予言とは?

ヒトラーが予言を始めたのは、1914年に始まった第一次世界大戦に参戦しているさなかのことだったようです。
ある夜、戦友たちと食事をしていたヒットラーは「立って向こうへ行け」という声を聞きます。
その声があまりにはっきりと、そして何度も聞こえた為、彼はそれに従って席を離れましたが、その途端それまで座っていた場所に爆弾が落ち、戦友たちは皆死んでしまいました。

ヒットラーはその声を「あいつ」と呼び、『あいつが取り憑くようになった』という表現をしています。

よく人と話している最中にも、「あいつが来た。あいつが私に未来を教えに来た!」とあらぬ方を刺して叫ぶことがあったそうです。
その後、彼は自分自身に大きな変化が起こり、まるで違う人間に変わったことを認識したようです。
「人類の未来が総て私の目の前に見えだしたのだ。そして、あいつもその通りだと言った」
と後にヒットラーは側近のゲッベルスに語っています。

その「あいつ」がヒトラーに未来や予知をし、ユダヤ人が地球を支配し、金も食料も平気も彼らが支配するようになるから、ユダヤ人を倒せと命じたと言います。
更にヒトラーに、お前は45歳までに政権を手に入れ、50歳で世界征服の戦争を始めるだろうと囁きます。
最後に、ヒトラーのいない100年後、150年後の世界、人類が新しい次の段階を迎える様を、いずれ教えようと約束しました。

その後、ヒトラーは未来は地上が汚染され、都市が地下に成ることや、コンピューターやミサイルの出現を予言します。

予言の中には第二次世界大戦に関するものもあり、日本に関係したものとしては、
「我々は世界を相手に戦う。しかし日本が味方になる。
日本の戦力は諸君が思っているよりずっと強い、日本は太平洋とアジアから、アメリカとイギリスの勢力を追い払う、「カリフォルニア」も「ネバダ」も「ウェールズの王子」も日本の火薬で地獄へ吹っ飛ぶぞ。」
「カリフォルニア」と「ネバダ」は真珠湾奇襲の時に沈められた軍艦であり、「プリンスオブウェールズ」も日本軍の飛行機に撃沈されていますから、これらお名前は戦艦を指していたのです。

また、原爆も予言していたとされます。
「ユダヤは日本に対して絶滅戦を準備するだろう。それに英国が関わるだろう」
と言っています。
米英を陰で操るのがユダヤだとしています。
この予言は日本に伝えられましたが、日本軍も政府もそれを無視したとされています。

未来のことについての予言もあります。
1989年行こう、人類は自然界から復習され、地球は荒廃すると言います。
それは2000年以降特にひどくなり、2014年には、ヨーロッパの1/3とアメリカの1/3が荒廃し、中国と日本はダメージを受けながら何とか生き残っている状態だと言います。
そして、2039年、人間は高度な、神に近い「神人(ゴッドメッシュ)」と機械の様で神人に支配されるロボット人間に分かれていると言います。

2089~2999年にかけては、完全な神々が宇宙から地球上のロボット人間たちを支配するような世界になるとしています。

「あいつ」に関しては、超人的なものかもしれませんが、ある意味、悪魔と見ることも出来そうです。
彼は未来を見る目を身に付けたかもしれませんが、それと同時に悪魔に魂と売る結果になったようにも思えます。
それが彼の最後を見るとよくわかります。

現在2014年ですが、ヨーロッパや日本の状況を見ると、判断が難しいですが、まだヒトラーの予言までは荒廃していないと言えるのではないでしょうか?
予言が当たったか当たらないかが問題なのではなく、地球上が汚染され、人類が地下で生活しなければならないような状態にしない努力をすることが、今の人類に課せられた課題だと思います。